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兵庫県宍粟市千種町にある、ちくさ湿原です。サクラソウ科のクリンソウの群生地です。九輪草と書きます。お寺の屋根の九輪のように下から咲きあがるところからこの名があるようです。なんでも日本一の規模だそうで一目見たくやってきました。 |
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地域の皆さんの熱心な保護活動が開花の季節を問わず年間を通じで世話をされていることがよくわかります。入園料、駐車料無料ですが協賛金、お気持ちを募金箱に入れ入園します。 |
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花言葉は「幸福を重ねる」、「物思い」、「物覚えの良さ」だそうで、福を重ねてほしいという思いでか群生地7か所には七福神の名前がついています。 |
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ため息ものですね。クリンソウの他にも山野草がありそうなのですがこの圧力に他に目が行きません。 |
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カタクリ、ミズバショウなどの群生を見てきましたがクリンソウの自生の群生は今まで出会ったどれよりも華やかなものです。 |
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クリンソウを守る会のリーフレットです。クリックで拡大します。
鉢植えのクリンソウを見ると園芸用に作られた花のような気がしていましたが、自然に自生しているクリンソウを見て感動しました。守る会の皆さんの御苦労に敬意を表します。末永く後世に伝えてほしいものです。 |

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