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会津さざえ堂
福島県会津若松2018年07月30日
会津さざえ堂です。国の重要文化財に指定されていて正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)というのだそうです。以前は三十三観音像と百観音像が置かれていて、仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに堂内を三回匝る(めぐる)と巡礼が叶うようになっていたようです。
正面です。正面にはこの建物を作ったとされる江戸後期の僧侶、郁堂禅師が鎮座されています。
明治後期の廃仏毀釈により今日では観音様ではなく「皇朝二十四孝」が飾られていて少し違和感を感じます。
最後の出口に、ここ飯盛山正宗寺開祖の残夢大禅師が鎮座されています。
江戸時代後期から明治にかけてここ会津で起きた世の中の急変に人々の混乱を容易に推測できます。16~17歳の少年たちで編成された白虎隊が戸ノ口原合戦から退却し辿り着いたのがここ飯盛山、なんとも言葉になりません。合掌。