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  今年最初の訪問地は日本三奇の一つ石乃寶殿(いしのほうでん)のある兵庫県高砂市阿弥陀町生石にある生石神社です。この写真は横にある駐車場からの参道です。
  
  坂を登ると、りっぱな参門があります。この先に石の宝殿があります。
   
  表参道からの階段です。正式なルートはこちらからのようです。参道はりっぱで、絵馬堂をくぐり参門へと進みその先に本殿、石の宝殿があります。そこへ進むと両サイド、後ろが岩で、その中心部に正方体でもなく奇妙な巨岩が祀られています。
   
 この奇妙な形は人知の及ばないものとして信仰の対象となり生石神社のご神体となっています。
 
 少し小高いところから見るとなんとも複雑な形をしています。誰が何の目的で、いつ、どのように作ったのかが全くわからないのだそうで、12世紀「播磨国内神名帳」や「峰相記」には生石大神などと書かれているのだそうです、少なくともそれ以前に作られたものだと推測されています。

 〇生石神社御祭神について〇

 神代の昔、大穴牟遅(おおあなむち)と少毘古那(すくなひこな)の二神が、天津神の命を受けて出雲国より播磨国に来られた時に、二神が相談し国土を鎮めるに相応しい石造りの宮殿を建てようとしました。 一夜のうちに現在の形まで造ったが、工事半ばで阿賀の神(あがのかみ:播磨の土着の神)の反乱が起こり、宮殿造営を止めて現在の神爪地区に多数の神様を集めて反乱を鎮圧している間に夜が明けてしまい、宮殿は横倒しのまま起こすことができませんでした。

 しかし二神は、宮殿が未完成でも二神の霊はこの石に籠り、永劫に国土を鎮めんと言明されました。以来この宮殿は石宝殿(いしのほうでん)、鎮の岩室(しずのいわや)と言われるようになりました。

 と御由緒書きにあります。


 
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生石(おうしこ)神社 
兵庫県高砂市阿弥陀町2021年01月10日

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