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偕楽園は徳川斉昭により造園され1842年に開園されています。偕楽園は偕楽園記の「一張一弛」、礼記(らいき)にある孔子の言葉で厳しいだけでなく時には緩めて楽しませることも大切であるという教えに沿ったものだそうです。
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東門から入園するといきなり梅林になります。種類も多種で梅の花の季節にはさぞ見栄えのする香り立つ庭園になるか容易に想像できます。 |
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梅林を抜けると竹林が有り近くに好文亭表門があります。 |
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好文亭は斉昭公が詩歌、管弦の催しをして家中の人々と共に心身の休養をはかるために開園時に作られた建物のようです。「好文」とは梅の異名で、“学問に親しめば梅の花が開き、学問を廃すれば梅の花は開かない”という中国の故事に基づいてつけられたのだそうです。 |
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平時の武家の思考、過ごし方は今日でも十分通用する考え方ではないかと思わされる庭園巡りとなりました。
今回これで日本三名園巡り完結です。
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